相手と自分で共通のメタファーを扱えるようにする
- はじめに
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相手を知るということは、案外難しい。まずは自分と相手でわかりそうなメタファーを見つけてみよう。 ※1
- 要約
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相手と自分で互いにわかるメタファーが見つかると、互いの話がより分かりやすく感じることができる。
- 状況
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話が噛み合ってない
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お互いが探り合いになっている
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話が広がらない
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例え話をしても、相手に伝わらない/逆に自分が受け取れない
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- 問題
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話がすれ違ったまま終わる
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伝わるだろうと考えたものが伝わらないまま終わる
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- フォース
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趣味や活動が一緒じゃないと「話が合わない」と思ってしまう
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比喩表現では逆に齟齬が生まれると思ってしまう
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誰もが知っていると思っている知識を相手が知らないことで伝わらないことがあった
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お互いに違いがある、という認識がない
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- 解決方法
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お互い印象が近そうなメタファー(たとえ話)を出してみて、反応を見て、使えるメタファーを見つける
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仮に分からなければ、ブレイクダウンした説明をすることで、メタファーをつくりにいく
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メタファーからイメージするものが合っているかを確認する
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- 結果状況
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話のとっかかりがつかめて、話が噛み合うようになる
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メタファー(たとえ話)をした時の認識のズレが減り、話が伝わりやすくなる
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- 使用例
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現在の状態について1on1の中で話してみたが、どうも認識が合ってない。そこで、その状態に近しいものとして、似たような印象のものを自身の経験から考えてみると、学生時代の部活の話を思いついた。それをたとえ話として話してみたところ、折しも相手も同じ運動部だったので、印象として近しいものであることがわかった。
それを少しブレイクダウンして説明することで、イメージするものが伝わりやすくなった。 - 関連パターン